サントリーといえばビールのザ・プレミアム・モルツが有名ですよね。
日本全国の様々な場所にあるサントリーの工場ですが、いくつかの工場では商品の製造過程を見ることができる工場見学を行なっています。
その中の東京にある<天然水のビール工場>東京・武蔵野では、ビール作りのこだわりや製造方法を学ぶことができるのに加えて、ビールの試飲を楽しむことができます。
また、<天然水のビール工場>東京・武蔵野の工場見学は2024年4月にリニューアルしたばかり。
従来の内容に加え、VR装置を使った体験も追加されました。
- ビールを飲むのが好き
- ザ・プレミアム・モルツをよく飲む
- ビールについて詳しく知りたい
このような人は充分に満足できるツアー内容となっています。
この記事では2024年4月10日にリニューアルした<天然水のビール工場>東京・武蔵野の工場へのアクセス、見学ツアーの流れや内容について紹介していきます。
<天然水のビール工場>東京・武蔵野へのアクセス
電車を利用し、府中本町駅または分倍河原駅で下車します。
<天然水のビール工場>東京・武蔵野は府中本町駅から徒歩15分、分倍河原駅からバスで10分です。
徒歩でのアクセスもいいですが、分倍河原駅からシャトルバスに乗ってアクセスするのがおすすめ。
ツアー予約者は無料でシャトルバスに乗ることができます。
バス乗り場は分倍河原駅の改札を出て右にあるアーケードを進み、突き当たりの階段を降りたところにあります。
乗車場所にはシャトルバスの時刻表があるので、目印に並んで待ちましょう。
<天然水のビール工場>東京・武蔵野 見学ツアーの流れと内容
会場に着いたら、まず受付をします。
予約時に入力した氏名を伝え、注意事項を聞きましょう。
この時、工場見学の後に車や自転車を運転をする予定があるか聞かれます。
ツアーではビールの試飲がありますが、運転する予定のある方はアルコールの提供ができないので伝えてください。
ツアーの楽しみはビールの試飲なので、当日中は公共交通機関で移動したほうが楽しめますよ
ビールを試飲できない人にはソフトドリンクが提供されるみたいです。
受付が終わるとパンフレット2冊とツアーの予約カードが渡されます。
ツアーが始まるまではバンフレットやお土産コーナーをみたり、お手洗いを済ませて待ちましょう。
ショップのとなりには写真撮影ができるオブジェクトもありました。
荷物が多い人はロッカーに荷物を預けることができます。
ロッカーは受付を右に進んだトイレの手前にたくさんありました。
工場見学の開始時間に近づくとエレベーターに乗ってツアー会場の3階に移動します。
エレベーターに乗るときに予約カードを渡す必要があるので、なくさないようにしてください。
工場見学スタートです。
ツアーの所要時間は1時間半。
はじめの1時間でビールの素材や製造方法のこだわり、製造過程についての説明を受け、残りの30分でビールの試飲ができるという内容になっています。
工場見学中に写真は可能ですが、動画撮影はできません。
まずはサントリーの軌跡や製造工程を映像で説明してもらいます。
部屋を移動し、天然水ができるまでの過程を映像や模型を使って説明してもらいます。
「水と生きる」がサントリーのキャッチコピー。
天然水へのこだわりは会社の熱意を感じます。
ビールの旨みや香りを決める麦芽とホップについても学びます。
ダイヤモンド麦芽というチェコやその周辺国でとれる希少な麦芽を使用しているとのことです。
ツアーではこのダイヤモンド麦芽を食べることができました。
おかしのような感覚ですが、上質な味わいと香りを感じることができます。
おつまみとしてビールに合いそうです(笑)。
ホップは香りを嗅ぐことができます。
直接香りを嗅ぐと強烈な苦味も感じますが、同時に華やかな香りも感じます。
ビール好き、特にIPAが好きな人にはたまらないのではないかと思います。
続いて仕込の工程を見学します。
ザ・プレミアム・モルツを作るのに欠かせない工程が仕込にはたくさんありました。
説明を聞いた後は仕込釜の近くまで行って中を見たり、写真撮影することができます。
ツアーの道中にはこのような写真撮影ができるポイントがいくつかありました。
スタッフの方が記念撮影をしてくれるので、1人で行っても楽しめそうでした。
仕込が終わった、麦汁は酵母を加えて発酵させ、その後熟成させるために貯酒タンクに入れられるそうです。
ツアーでは過去に実際に貯酒で使われていたタンクの中を通ることができました。
次の部屋に移動し、官能検査について学びます。
官能検査とは人の五感を使ってビールの味わいや香りなどを検査することです。
これまでの工場見学では官能検査を見ることができませんでしたが、2024年4月10日のリニューアルにより、見学ツアーに官能検査のVR体験が追加されました。
一般の人が見ることのできない官能検査の様子をVRゴーグルで見ることができます。
VRゴーグルをつけて周りを見てみると、360度官能検査室の内部になっていました。
ビールの味を保つために、機械だけでなく、人間の五感も使って検査している様子が見られます。
出来上がったビールはパッケージングされていきます。
そのパッケージの様子を映像で見た後、実際のパッケージラインを上から見ることができました。
およそ1時間の見学の後は、お待ちかねのビール試飲タイムです。
ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアーでは以下の3種類を試飲することができます。
- ザ・プレミアム・モルツ
- ザ・プレミアム・モルツ<ジャパニーズエール>香るエール
- ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム
グラス交換制ではないので、飲みきれなくても他のビールをいただくことができます。
3種類のザ・プレミアム・モルツを飲み比べできるのはとても贅沢な体験です。
おつまみも1人2つまでもらうことができました。
試飲場では香るエールを自分でグラスに注ぐ体験ができたり、ビールの泡の上に絵柄をプリントしてもらえるサービスがありました。
また、天然水のウォーターサーバーやなっちゃんなどのノンアルコール飲料も飲むことができます。
ビール3杯とおつまみ2つ、さらにはビールを注ぐ体験や神泡アート体験ができるので、これだけでも参加費1,000円以上の価値が十分にありそうですね。
<天然水のビール工場>東京・武蔵野 見学ツアー予約方法
工場見学はサントリーのホームページから予約することができます。
予約の受付は当月を含む約2ヶ月前からツアー開催日の3日前の正午までです。
ツアーは日時指定制で、開催時間は10:00,10:50,11:40,13:20,14:10,15:00の6つの時間から選ぶことができます。
定員人数は記載されていませんが、僕が参加したツアーは予約が満員で、参加者が18人いたので、全部で20人程度と思われます。
土日祝は予約がすぐに埋まってしまうので、早めの予約がおすすめです。
工場見学の料金は1人1000円、支払いはクレジットカードで行います。
予約後翌日の24時間以内に決済を行わないとキャンセル扱いになってしまうので気をつけましょう。
工場見学には通常のツアーはもちろん、「醸造家登壇プレステージツアー 特別試飲付き ーザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム〈白州原酒樽熟成〉2024(3,000円)やザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー(特別試飲付き) -マスターズドリーム〈白州原酒樽熟成〉2024(15,000円)といった期間限定ツアーもたびたび開催されています。
一度通常のツアーに参加したことがある方や限定ツアーに興味がある方はサントリー公式サイトをチェックしてみてください。
<天然水のビール工場>東京・武蔵野でビールの美味しさを再発見しよう!
4月にリニューアルしたサントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野の工場見学についてご紹介しました。
ビール作りのへのこだわりや製造方法を知ることができて、とても勉強になる見学ツアーです。
学んで詳しくなった後に飲むビールの味はいつもとは格別でたまりません(笑)
工場見学とビール3杯の試飲を含めて料金が1,000円なのも魅力的です。
ビールやお酒好きの人はぜひ新しくなった<天然水のビール工場>東京・武蔵野の工場見学へ行ってみてください!