この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
イギリスのロンドンへ行くならば1度は体験したいのが、ミュージカルの観劇。
ロンドンは「ミュージカルの本場」と呼ばれる街であり、ニューヨークのブロードウェイと並んで、世界トップクラスの舞台が集まっています。
特に、ウエストエンド(West End)と呼ばれる地区は有名で大きな劇場が多く点在しており、ミュージカル好きの観光客にとって外せないスポットです。

ロンドンにはどんなミュージカルがあるのか知りたい
このような人に向けてこの記事では、日本人旅行者におすすめのロンドンミュージカルを6作品厳選し、特徴や英語の難易度、チケットの買い方まで詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
日本人におすすめのロンドンミュージカル6選
1 レ・ミゼラブル(Les Misérables)

19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台にした、世界中で愛される名作です。
革命の渦に巻き込まれる若者たちの希望と絶望が壮大に描かれています。
2012年にはヒュー・ジャックマンを主演とした映画も公開されたため、知っている人も多いのではないでしょうか。
生のレ・ミゼラブルは、歌の力強さと劇場の一体感が圧巻です。
英語はやや難しいですが、完全に理解できなくても物語の感動は十分伝わります。
内容をしっかり楽しみたいという人は、ストーリーやフランス革命期の背景を予習しておくと、物語を理解しやすくなるでしょう。
- 劇場:Sondheim Theatre
- 上映時間:約2時間50分(休憩あり)
- 英語の難易度:中~やや難しい
- チケット価格:£30~£100前後
2 オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)
パリ・オペラ座を舞台に、仮面をつけた怪人と歌手クリスティーヌの悲恋を描いた、壮大な音楽と舞台美術が特徴のミュージカルです。
ロンドンで最も上演されているミュージカルの1つで、観劇初心者にも人気です。
日本の劇団四季でも公演されている作品なので、日本人に馴染み深い作品といえます。
見どころはシャンデリアが劇場内で落下する大迫力のシーン。
舞台美術の美しさも一流なので、舞台の世界観に引き込まれます。
セリフよりも音楽で感情が伝わるため、英語がわからない人でも楽しみやすい作品の1つです。
- 劇場:Her Majesty’s Theatre
- 上映時間:2時間30分
- 英語の難易度:中級(セリフより音楽がメイン)
- チケット価格:£40~£120前後
3 ライオンキング(The Lion King)
ディズニー映画が原作のミュージカルで、日本人にも親しみやすい作品です。
物語はライオンの王子シンバが父を失い、成長しながら王位を取り戻す過程を描いています。
ストーリーを映画で知っている人が多いため、英語が苦手でも安心です。
子どもにも理解しやすいので、家族で旅行される人に特におすすめ。
動物を表現する独創的な衣装や人形劇の手法は、舞台芸術としても高い評価を受けています。
- 劇場:Lyceum Theatre
- 上映時間:2時間30分
- 英語の難易度:やさしい
- チケット価格:£40~£110前後
4 ウィキッド(Wicked)
「オズの魔法使い」の裏側を描いた作品で、緑色の肌を持つ魔女エルファバと人気者のグリンダの友情と葛藤を描きます。
「Defying Gravity」でエルファバが宙に舞い上がる瞬間と、友情と選択をテーマにしたストーリーが見どころです。
魔法にまつわる言葉が登場するので、英語の難易度はやや高いです。
事前にオズの魔法使いのストーリーを知っておくと、より楽しめると思います。
- 劇場:Apollo Victoria Theatre
- 上映時間:2時間45分
- 英語の難易度:中級(魔法にまつわる独特の言葉が登場)
- チケット価格:£35~£100前後
5 ハリー・ポッターと呪いの子(Harry Potter and the Cursed Child)
日本でも藤原竜也などが主演を務めたミュージカル「ハリー・ポッターと呪いの子」が、本場ロンドンで楽しむことができます。
舞台上で再現するされる炎、瞬間移動、魔法の杖の光などの魔法がとてもリアルで、まるで魔法界に入り込んだような感覚に。
上演はパート1(2時間45分)とパート2(2時間35分)に分けられており、合わせて約5時間半になります。
時間が長いのでスケジュールには注意してください。
- 劇場:Palace Theatre
- 上映時間:パート1とパート2 合計約5時間半
- 英語の難易度:やや難しい
- チケット価格:£60~£150前後
6 マンマミーア
エーゲ海を舞台に、シングルマザーと娘の絆を描いた笑あり涙ありの心温まる物語です。
歌とダンスが見どころの作品で、「ダンシング・クイーン」などの誰もが耳にしたことのあるABBAの名曲が数多く流れます。
音楽で楽しむことができるので、英語の苦手な人におすすめの作品です。
- 劇場:Novello Theatre
- 上映時間:2時間30分
- 英語の難易度:やさしい(歌が中心で物語が理解しやすい)
- チケット価格:£35~£110前後
ミュージカルチケットの購入方法
ミュージカルのチケットを購入には、現地で購入する方法やオンラインで購入する方法などがあります。
購入方法の特徴について詳しく解説していきます。
1 公式サイトや大手販売サイト
日本にいながらチケットを購入する方法の1つに、各劇場の公式サイトや総合販売サイトから購入する方法があります。
正規ルートから購入すれば、適正な価格で購入することができるので安心です。
有名な公式サイトにはTodayTixやATG Tickets、ロンドンの公式チケットショップ(TKTS)などがあります。
どのサイトもいろんな公演のチケット情報を見ることができるので、価格や座席を見てみてください。
2 日本のチケット販売サイト
日本人に一番おすすめなのは、KlookやKKdayなどの日本のチケット販売サイトからでチケットを購入する方法です。
公式サイトや現地の販売サイトではチケットを安心に購入できますが、英語で購入する必要があるので、英語が苦手な人は少し難しく感じるかもしれません。
日本の販売サイトでは、さまざまな作品を日本語で購入することができます。

僕もKlookでレ・ミゼラブルのチケットを購入しました。
人気の作品では、早々にチケットが完売してしまったり、良い席(見やすかったり価格の安い席)がなくなってしまいます。
ミュージカルを観劇することが決まっているのならば、これらのサイトで事前に購入することで、確実に鑑賞することができるので安心です。
3 当日券を現地で購入
ミュージカルのチケットは当日に購入することもできます。
買い方は、劇場のチケット売り場で購入したり、レスター・スクエアにあるTKTSで購入する方法があります。
当日券を購入する場合、作品にもよりますがチケットを30〜40%ほど安く購入することができるかもしれません。
ただし、人気作品では当日券が売り切れてしまっていることもあるので、注意しましょう。
まとめ:ロンドンで忘れられない体験を!
ロンドンでのミュージカル鑑賞は、日本では味わえない「本場のスケールと感動」を体験できる特別な時間です。
ご紹介したおすすめの作品の他にもたくさんの演目があるので、気になったものがあればぜひ劇場に足を運んでみてください!
チケットは早めに確保し、記憶に残る忘れられない体験をしましょう。