海外旅行でリュックは危ない?防犯やスリ対策を実体験を交えて紹介

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荷物が多く入って使いやすいリュックサック。

ですが、「海外でリュックサックを使うのは危ないよ」と聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。

治安が日本に比べて良い印象のない海外旅行ではリュックを使うときのスリや盗難のリスクが心配になります。

  • 海外でリュックを使うのは危険なのか
  • 海外でリュックを使う時のスリ・防犯対策を知りたい
  • 海外で使える防犯アイテムを知りたい

このような人に向けて、この記事では海外旅行でリュックを使うのは危険なのか、南米や欧州にいったことのある筆者が実体験を踏まえて解説していきます。

盗難やスリにあわないための対策や防犯グッズについても紹介するので、合わせてご覧ください。

海外旅行でリュックは本当に危険なのか

UnsplashのJuly Brenda Gonzales Callapazaが撮影した写真

みなさんが一番気になる疑問である「海外旅行でリュックを使うのは本当に危ないのか?」

結論は「100%安全とは言えないが、対策を十分にすれば海外旅行でもリュックを使える」です。

こう結論付ける理由を2つご説明します。

1つ目の理由はどんなカバンを使っていてもスリに遭う可能性があるためです。

海外旅行ではリュックだけが危ないというわけではなく、リュック以外のカバンでも盗難やスリに遭うことがあります。

当たり前ですが、どんなカバンを使っていても窃盗に気をつけることが大切です。

2つ目の理由は海外でリュックを使っている外国人はたくさんいるためです。

こちらの画像をご覧ください。

Kai BLOG

上の写真はブラジルの観光地で撮影したものです。

治安が悪いと言われる南米の観光地でもリュックを使っている人がいるのがわかります。

リュックが便利なカバンであることは外国人にとっても変わりません。

大切なのは真ん中左に写る女性のように胸の前にリュックをかけるなどのスリに遭わない対策十分に行うことです。

海外旅行でリュックを使うメリットとデメリット

海外旅行でも対策を十分にすればリュックが使えるとわかりました。

しかし、盗難やスリの心配が少なからずある以上、リュックを使うべきか他のカバンを使うべきか悩んでしまう人もいると思います。

そこで、リュックを使うメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

Image by Adrian from Pixabay

両手が空く

リュックサックの最大のメリットは両手を自由に使えることです。

雨が降った時に傘をさしたり、スマートフォンで道を調べる時に不便さを感じずにすみます。

また自転車に乗ったりアクティビティに参加する時にも両手が自由に使えることは大きな利点になります。

多くの荷物を運べる

種類の多いカバンの中でもリュックは容量が比較的大きいことが特徴です。

観光中はお土産を買って荷物が増えることがありますが、リュックならばたくさん収納することができるので旅行に適したカバンといえます。

また、荷物が多くなってもカバンの形が変わりにくいので、見た目が気になるという人もあまり心配なく使うことがきます。

身体への負担が少ない

リュックサックは両肩にかけるので、片方の肩にかけるカバンに比べて重さが分散され、身体への負担が少なくなります。

重い荷物を片方の肩だけにかけると肩や首がこるなどの影響が出ることがあるので、海外旅行のような長時間移動の際は身体の負担とならないカバン選びが必要です。

デメリット

UnsplashのNikが撮影した写真

荷物を取り出しにくい

リュックは背中に背負って使うため、荷物を取り出すには一度背中から下ろす必要があります。

さらにリュックはトートバックなどと比べて取り出し口が狭いため、荷物が取り出しにくいことがデメリットです。

一方で、荷物を出しにくいことはスリに手間がかかることに繋がるので、スリの観点で考えればメリットと言えなくもありません。

荷物の状況を把握しにくい

背中に背負うリュックは視界に入りにくいため、状況を把握しづらいです。

そのため気がついたら荷物がとられていたなんてことも考えられます。

海外旅行でリュックを使う時は、荷物の状況を把握しにくいというデメリットをしっかり理解し、対策を講じる必要があります。

スリや盗難にあわないための対策

海外旅行でリュックを使うときには具体的にどのようにすればいいのか、スリや盗難にあわないための防犯対策をご説明します。

UnsplashのThe Climate Reality Projectが撮影した写真

人の多い場所ではリュックを身体の前にかける

スリや盗難対策の基本はリュックを身体の前にかけることです。

リュックが身体の前にあると、スリの対象とされることを回避するだけでなく、万が一犯行にあった場合も犯人をすぐに特定し対処できるようになります。

人の多い場所では胸の前にリュックを抱えるようにしましょう。

背後に人をなるべく近づけない

リュックがスリや盗難に遭いやすい理由の一つは、背中にあるので視界に入らないためです。

スリの起きやすい場所として公共交通機関や観光地、ショッピングモールといった人の多い場所が挙げられます。

これらの人混みのなかではできるだけ背後に人を近づけないようにすることが大切です。

防犯性の高いリュックを使う

リュックで盗難に遭う手口で多いのはチャックを開けられたり、ナイフで切られて中のものを取られるといったパターンです。

盗難やスリにあわないためにはチャックが開けにくくなっているものやナイフで切れない耐久性のある防犯性能の高いリュックを選ぶことが必要です。

おすすめなのは下のような防犯対策のしっかりと施されたリュック。


このリュックはRFIDsafeブロックポケットが搭載されており、パスポートやクレジットカードに含まれている情報を無線周波数によって取得されるのを防ぐことができます。

また、ショルダーベルトは片側が外せるようになっており、柱などにくくり付けることで通りすがりに荷物を盗まれることを防ぎます。

ファスナーも開けにくい工夫がされており、開ける手間を増やすことで不用意に他人から開けられることを防ぎます。

手間のかかるカバンを背負うだけでも犯行の対象とされることが減るので効果的です。

パスポートやクレジットカードはセキュリティーポーチに入れる

リュックを含めたどんなカバンでもスリや盗難のリスクはありますが、絶対にとられてはいけないものはパスポートとクレジットカードです。

万が一取られてしまってもクレジットカード会社に連絡したり、大使館へ行けば対応はできますが、旅行日程や帰国後の手続きが面倒といったかなり大きな負担になります。

クレジットカードやパスポートなどの盗まれてはいけないものは、メインで使うリュックと分けて持ち運ぶと安全が高まります。

服の下につけるセキュリティーポーチであればリュックが取られた場合でも大切なものを守れるだけでなく、見た目も気にならないのでおすすめです。



防犯対策をしっかりとして海外旅行でリュックを使おう

この記事では海外旅行でリュックを使うときの防犯対策や防犯のために意識することについて解説しました。

スリに遭わないために大切なのは防犯対策を十分にすることと、自分の荷物を守ろうとする意識です。

海外旅行でもリュックは便利なので、防犯・スリ対策をしっかりとして使うようにしましょう。

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